こんにちは!
上杉 惠理子です。
昨日の記事で
男性向けサービスも
スタートします(ぼちぼち)!
と、書いたところ
読者さんからご質問をいただいたので
今日はその質問にお答えしますね。
女モノと男モノ
きものでは何が違うのでしょう?
ゆずられたきものの中に
男モノも入っているかも
と言われたのですが
どれが男モノか分からなくて…
とのこと!
ご質問を
ありがとうございます^^
なるほど〜
見極めかたですね!
男性の場合
きものは無地や細い縞など
シンプルなものが多いのですが
長襦袢や羽織の裏など
見えないところに
意外と派手な絵柄があったりします。
男性の帯、角帯にも
個性的なものが
多いですね^^
とはいえ
男性用の反物を
女性物に仕立てることもあります。
違いはというと
女性のきものと長襦袢は
脇が開いている
身八つ口(みやつくち)と
袖の後ろ側が開いている
振り(ふり) があります。
女性はきものを着たとき
袖の中に物を入れると
後ろから落ちるんですね^^
ですが
男性のきものと長襦袢には
身八つ口も振りもなく
閉じています。
男性は袖のたもとに
手ぬぐいやら
物を入れられるのですね。
この違いは
女性の身八つ口は
授乳口として
開いているからです。
男性はわざわざ
開けなくていい、
という説が有力です。
帯は女性の場合
おへそも含めて巻くので
帯幅15センチ以上ありますが
男性は
おへその下の腰で締めるので
男性の「角帯(かくおび)」は
幅が10センチ前後で、
長さが4m前後あります。
この点が
見極めポイントですね^^
男性の着付けは
女性のよりもずっと楽なので
女性が自分で着られるようになれば
パートナーさんや息子さんに
自分で着付けてあげられます。
まずは自分で
着こなせるようになって
その先はぜひ大切なご家族と
きもので特別な時間を
過ごしてくださいね!^^
きものは日本女性の最強の勝負服!
和装イメージコンサルタント
上杉惠理子