きものを着こなす

【2冊目出版のご報告】『教養としての着物』が発売&重版しました

こんにちは。上杉惠理子です。

本日、2022年9月9日、みなさまにご報告とお礼があります。

本日発売になりました。

『世界のビジネスエリートを魅了する 教養としての着物』
上杉惠理子著 自由国民社

▼Amazonページはこちら▼
https://www.amazon.co.jp/dp/4426128293/

前日8日から一部書店さんで早速並べてくださり、本日9日には多くの書店さんで大きく陳列いただくことができました。

和創塾の生徒さんやお友達が「見つけたよ!」と嬉しい連絡をくれました^^

品川駅構内 ブックエキスプレスさま!!
丸善丸の内本店さま!!

なんと〜〜〜!!こんなに大きく!!!

ありがたいことであります…!

しかも発売前重版でした

しかも実は前日8日の夕方、編集を担当くださった三田副編集長から連絡が来ました。

発売前日に重版出来が決まったとのこと…!!!

さらに三田副編集長の昨日の続報によると

「明日(9日)おそらくAmazonがダウンしますので、ネット書店をご利用の方は楽天ブックスからご注文ください。そして、是非書店さんでお見かけした折には、お手にとってご覧ください^ ^」

とのことです!!

…!!!

このブログの読者さんも、たくさんご予約くださったかと思います。

本当にありがとうございます…!!

この発売前重版というのは、実はめちゃくちゃすごいことなのです。

さすがにすごすぎて、私もまだ夢じゃないかと思っている…。

重版というのは、1回目の刷り部数を売り切って(または売り切れると確信して)、2回目を刷ることを言います。

商業出版は、編集、デザイン、著者印税、印刷、流通、書店営業など諸々のコストを全て、出版社さんが負担します。

商業出版では3000部以上を1回目で刷るのですが、出版社さんにとっての採算ラインは、1回目の初版を売り切れるかどうかです。

つまり、最初の3000部を売り切った後に初めて、出版社さんには利益が出る。

3000部売り切って、2回目の1000部以上、増刷して売れたら利益になります。

さらに3回目、4回目…と刷り続けられたらもう本当に素晴らしいこと。

なので、出版でお祝いできるのは、オーディション合格、ではない。

企画会議に通った出版決定、でもない。

数ヶ月孤独に耐えて書き終えた脱稿、でもない。

見本誌が届いて手に取った瞬間、でもない。

書店に並んだ発売日、でもない。

出版社さんにも利益が出る、重版が決まったときが本当にお祝いできるとき。

*出版業界で「重版」がどれだけ大事かは、漫画orドラマ『重版出来!』をぜひご覧ください^^  

自分の1冊目の経験、そして周りの著者仲間の話を聞いていると、発売から1ヶ月以内で重版できるといいペース、という感覚です。

そしたら、まさかの発売前重版!!!

そんなこと全く予想していなかったので、昨夜はお祝いするにもお家でひとり発泡酒ですよ!!笑

発売前重版はとても珍しい。

そもそも重版するのが10冊中3冊程度、と言われています。

四年前からずっと私がお世話になっている出版プロデューサー 松尾昭仁先生によると、200冊以上著者を育ててきた先生のスクールでも発売前重版は初めて!だそうです。 

4年越しで実現した一冊です

四年前は著者スクールでも「着物の本でオーディションで手を挙げてもらうのは難しいよ(だから星野リゾートの企画にしよう)」と言われたし

出版社さんでも「着物も良いと思いますが、上に通らないんです」「着物分野の本は売れていないので…」などなどいろいろと言われました。

そんなテーマの着物の本が、発売前重版です。

でも…そうやっていろいろ言われても、私の着物への信頼は絶対にぶれなかった。

私は、着物が持つ素晴らしさを信じている。

着物への絶大な信頼がある。

本を書いた私がすごいのではないの。

着物が、すごいの。

私にとって着物は、人生を賭けるに値するテーマです。

ぜひお読みください。

着ても着なくても。できたら着てみて欲しいけれど^^

着物がそばにある人生は、とてもとても豊かです。

『世界のビジネスエリートを魅了する 教養としての着物』
上杉惠理子著 自由国民社

▼Amazonページはこちら▼
https://www.amazon.co.jp/dp/4426128293/

この本がここから広く、羽ばたいていけますように…

和創塾〜きもので魅せる もうひとりの自分〜主宰
上杉惠理子