こんにちは!上杉惠理子です。

着物に興味はあるけれど、
「何から始めればいいの?」と迷っていませんか?

道具、着方、ルール…調べれば調べるほど、
なんだかハードルが高く感じてしまうもの。

このページでは、そんな“はじめの一歩”でつまずきやすい疑問を、
ひとつずつ、やさしく解きほぐしていきます。

Q1. きものって自分で着られない?

と思っている方は、読者さんにも多いのではと思います。

「自分で着付けできるんですか?」と私もときどき聞かれます。毎日、人に頼んで着付けてもらってたら大変よ〜と心の中で突っ込んでいます笑

これはもうマインドセットするしかないんですけど

今は着られなくても

なぜ断言できるかというと

着付けってそこまで難しくないから!!

魚の三枚下ろしとか、パン作りとか… そういう方が絶対に難しい!

ではなぜ、着付けに対してこんなに難しく思ってしまうのか、というとお祝いごとで着る振袖や花嫁衣装など礼装のきもののイメージが強すぎるからです。

きものは日本の民族衣装ですから365日、きものを着ていた時代がありました。

夕飯の買い物に行ったり、友達を訪ねたりする

<普段着のきもの>

があったわけです。

家事をしたり、お家で仕事をする、

<労働着のきもの>

があったわけです。

そういう普段着で労働着の日常のきものは、帯結びもシンプルだし、素材もざらつきがあって着付けしやすい。私は最短で10分で着替えて出かけちゃいます♪

まずは日常着のきものから始めれば、

私が断言します^^

ただし、着られない、と思っていると着られません。

なんでもそうですよね。できない、と思っていることは絶対に できるようにはなりません。

和創塾の生徒さんを見ていると、大人になって、全くのゼロから、何かを新たにできるようになる体験って結構少ないので、

着付けができるようになるのはとっても新鮮で、大きな自信につながります。

私もまだまだ!他のことにもチャレンジしようかなって気持ちになります。

Q2. きものってお手入れが大変?

「きものってお手入れはどうするのですか?」これもよく聞かれる質問のひとつです。

きものや帯は基本的に、

着たら脱いで、一晩干すだけ。

干し終わったら

たたんで、タンスに仕舞う。

以上!!

きもののお手入れが難しいと言われるのは、きものや帯が

でできているからなんですね。

絹は縮みやすいので自分で水に入れて洗ったら、ぐっと縮んでサイズが変わったり大変なことになるので、必ず専門のクリーニングにお願いしなきゃいけない。

ただ、そのお店に出す頻度は思っている以上に少ない。

私も独立前、月に2〜3回、週末にきものを着るくらいの生活だったときは、よく着る着物でも10年着続けてやっと1回洗いに出した、みたいな感じです。

数年に一度しか着ない留袖など礼装のきものは、仕舞っている期間が長くなるので、着たら毎回洗いに出す方が安心ですが、普段のちょっとしたお出かけに着る小紋や色無地は、干してたたむだけです。

絹には自浄作用があるとも言われているんですよ^^

あとは、たたみ方だけをちゃーんとマスターすれば大丈夫^^

たたみ方もコツを知って2〜3回たたんでみればすぐに覚えられます。

きもののたたみ方ってとってもうまくできていて、きちんとたたんでおけば、余計な折りジワはできずアイロンもかけずに次に着られますから^^

ということは絹でなければ
きもののカタチをしていても自分で洗える、ということ。

インナーの肌着や足袋は木綿などが多いので、もちろんじゃぶじゃぶお家で洗えます。

私は洋服時代よりも、きものを毎日着るようになった方が洗濯物も減りました。

洗剤も水も使う量が減りますから、きもの生活は実はとてもエコロジーだなぁと感じています^^

お手入れのハードル、ちょっと下がりました??^^

Q3. きものって暑くて寒い?

冬は、「きものって寒くない?」と聞かれ、夏は「暑くないの?」と聞かれる きもの。

私からのお答えは

です。

きものは、日本の高温多湿の気候に合わせて、つくられています。なので実は、夏に涼しいように作られている衣服なのです^^

帯はしっかり巻いていますが、あとは全部開いているのが きもの。

首も開き、腕も開いていて、足元も巻きスカートですから開いてるし女性のきものは脇も開いている。

夏、外を歩くと腕・脇から首筋にすーっと風が通るので、本当に心地よいのですね^^

実はバツグンに通気性が良い〜〜〜❤︎

そして夏に涼しい素材、というのがあります。

それが、麻。

麻100%のきものを着ていると、本当に涼しくて軽くて…しあわせです^^

通気性を意識してインナーを選び、素材を意識して選ぶと、夏でもきものを涼しく、快適に着こなせるわけです♪

一方で、お腹周りは帯を巻くことで、しっかりお腹をあたためてくれます。
だから冷房に負けない。

夏こそ、きもの。

と、私は思っています^^

ということは、きものは通気性がバツグンなので冬はそのままだと寒い。

冬に外を歩くときは

腕にはアームウォーマー
首にはマフラー
足には足袋インナー

と、「首」がつくところにアイテムを追加すればバッチリ^^

そして帯がお腹をあたためてくれるので、ものすごく楽です。

洋服だとお腹がスースーして、すぐに風邪を引きそうですもの!!

そして、春先や初秋の寒暖差にも、きものは強い味方。

薄着しすぎた、とか
着込みすぎた、というのが
きものでは無いのでものすごく楽です。

本当に、きものって四季がある日本に、ものすごくよくできている。

ありがとう、きもの❤︎

Q4. きものってお金がかかる?

きものは高価でお金がかかる、というのは、多くの方がお持ちのきものイメージですね。

私の考えは…

かけようと思えばいくらでもかけられるし、お金をかけずに着こなすこともできる。

きものは、新品を買おうとすると、一点、一点、洋服よりも高額です。何十万、何百万、という桁のお品と出会うこともたくさんあります。

ただ高いのではなく、それくらい価値がある。

お値段以上、ニトリ♪
じゃないですけど

お値段以上の価値を
感じる着こなしが
できるのが、きものなんです。

なぜかというと…

そして

きものと洋服の一番の違いは、きものはカタチが決まっていること。

カタチのバランスを考えなくて良いので、一枚のきものに、いろんな帯を合わせていける。
帯揚げや帯締めといった、小物を変えるだけでも大きく変化をつけられる。

1枚のきもので、10パターン、20パターン…50パターンでも着回しができます。

しかも!長持ちするから、一生かけて長く着続けていける。

40年前のお母さんのきものを、今でもまるで新品のように着こなすことができるわけです。

私も社会人になって初めてのボーナスで当時、清水の舞台から飛び降りるつもりで、とっても気に入った帯を12万円で買ったんですね。

あれから約10年。
完全にモトは取ったな、というくらい締めてきましたし、今もこれからもまだまだ着ていく帯のひとつです^^

最初はタンスに眠るきものか、リサイクルのきものを着ていくこと。

最初は、きものは買わずに、帯や小物を買うこと。

きものを着始めたらいろいろ買ってしまいそうで怖い…という方は私に言ってください^^ ちゃんと止めますから笑

Q5. きものってTPOやルールが難しい?

きものって着てみたいけれど

このきものは、どこそこに着ちゃいけない、とか

この柄は、このシーンにふさわしくない、とか

いろいろ決まりごとがあって難しそう。。。

間違ってしまったら…と思うと怖くて着られない。。。

というお声はよく伺います。

「着物警察」という言葉もあって、いろいろ言ってくる人もいるという噂も。

…うーん、、
そんな、知らない人にいきなり「あなた 、ここにそのきものは、ここにふさわしくないわよ!」なーんて言われると想像したら、それは着たくなくなりますよね…笑

きものには間違いなく、TPOや季節の衣更えに「ルール」があります。

それは、洋服でデニム&Tシャツとスーツが違うのと一緒。
リゾートワンピと、ロングドレスが違うのと一緒。

人間は昔から装いを変えることで、「場」の雰囲気をつくったり、特別な「場」を演出してきたわけです。

きもので何を身につけることがランクを上げることになるのか、と考えていくことは

例えば…

既婚女性の一番の礼装、黒留袖では 白、または白地に金/銀の帯締めや帯揚げをします。

これは

「白で礼を尽くす」

という言葉があるほど、きもので「白」は特別だからです。

真っ白な帯揚げ(帯締めも^^)は普段着には使わない、というルールは、こういう理由を知っていればすんなり受け入れ、覚えていられると思いませんか?^^

私はTPOのルールも、その背景や意味まで知ることで「そうなんだーーー!」ととても興味深く学んできました。

その面白さをみんなに知ってほしいなと思う。

知っておけばものすごく自信になり、自分を格上げしてくれます。

きものをシーンに合わせて、カジュアルからフォーマルまで着こなせる女性って、パッと見た目が美しいだけでなく知的で、美意識が高く、信頼感のあるひとに見えます。

わからない、不安…と思って手をつけずにいるのと

思い切って学んでどこに行っても自信を持って、堂々と振る舞える状態になるのと

どっちがいい?

というだけなんです。

私は後者の方がものすごーく幸せだなと思っていますし、

と、同時にTPOのルールって時代によって変わっていきます。絶対、というものはないんですね。

だから「変わりうるもの」と思っていたらいいんです。

「違うわよ!」とわざわざ面識ない人に言う人ほど、普段にきものを着ていません笑

そんな人の言うことは気にしなくてよろし、と私は思っているし、和創塾の生徒さんにも伝えています。

ま、いろいろ書いちゃいましたけど

ほんっときものって楽しいですよーーー^^

着物の基本がわかったら、次は“似合う”を知りませんか?

ここまでお読みくださり、本当にありがとうございます!

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和装イメージコンサルタント
和創塾~きもので魅せる もうひとりの自分~主宰
上杉 惠理子