こんにちは。上杉惠理子です。

2026年5月20日、東京の明治座でミュージカル『アイ・ラブ・坊ちゃん』という作品を観てきました。

観劇もだいたい着物でいきます^^
特に明治座は、着物が合う劇場だなぁと思う♪

ミュージカル『アイ・ラブ 坊ちゃん』
https://www.tohostage.com/botchan/index.html

明治の文豪 夏目漱石が、あの有名作品『坊ちゃん』を書いていたときの現実世界と、『坊ちゃん』の小説の世界が並行して展開するお話です。

音楽座で作られ1992年に初演を迎えた和物ミュージカルで、当時数々の賞を受賞したそうです。それが30数年を経て、今回、東宝ミュージカルで再演!

…これは観ておきたいなぁと、少しお安めの二階奥の席で観てきました(でも十分見えた♪)

結論!観に行って良かったです〜〜^^

日本人、という表現はこの島国の多様な人間を表すのに雑で正直好きじゃない。ですがいい意味でこの作品にはこの人もあの人も、みんなそれぞれ日本人っぽいなと思った。

イライラ周りにぶつけてしまう漱石も
旦那に従うようで自分を持っている鏡子も
似ているようでちょっと違う、まっすぐで勢いある坊ちゃんと山嵐も
イヤなやつだけどわかっちゃう赤シャツも
坊ちゃんを支え続けた清も…。

印象的だったのはお衣装。

いつもは洋物の作品に出ている俳優さんたちが、着物に、袴で、下駄で踊って歌ってました^^

お衣装の着物だから、マジックテープを使ったり、作り帯をしたり、簡易的に着ているのかなぁと思ったんですよね。

そしたら、皆さんちゃんと着てるらしい!!

途中、漱石役の井上芳雄さんが、奥さんに手伝ってもらいながら、着物から洋装に舞台上で着替えるシーンがあって、ちゃんと帯は結んでいたんだな、腰紐はちゃんと紐だな、とか見えました。

この作品で、和装と出会った出演者さんも結構いらしたみたい^^そんな着物の入口も素敵ですね🎵

そして、小説世界で坊ちゃんと山嵐が、素足に二枚刃の下駄(下駄の高さは低め)を履いて、ガンガン踊っていた!!

鼻緒で擦れないのか?足を振り上げたときに脱げないのか?とちょっと心配しましたが、全然平気そうでびっくり!

舞台上で、下駄の足音がカランカランと小気味よく鳴って、それも作品のアクセントになっていたのが新鮮でした^^ 

下駄の音は響くので、俳優さんは舞台袖にはけたら音が鳴らないようすぐに脱いで、裸足で舞台裏を移動していたそう。

そして裸足で舞台裏を移動する俳優さんが怪我をしないよう、演出部の方々はお掃除等ものすごく気を使っているそうです。釘一本、ワイヤーのかけら一本、裸足で踏んだら大怪我ですから…!!

そんな気遣いがあるんですねぇ^^

幕間の25分休憩で、帝劇肉まんとビールもいただきました♪  

明治座は幕間のお弁当が充実しているのですが、25分では食べきれない気がして。肉まんがちょうどよかったです^^ あつあつで具がぎっしりで美味しかった!

最近人気のミュージカルというと、『レミゼラブル』『エリザベート』などなど海外作品の翻訳ものが強いんですよね。最近は韓国がオリジナルミュージカルに力を入れていて、韓国初の作品が先日トニー賞を受賞しました。

日本発の作品で、和装がメインの作品って珍しい。でも日本発の作品も作りたい!作るのが大事!と考える人も増えている。そんな思いで今回の『アイ・ラブ・坊ちゃん』の再演になり、また昨年の『昭和元禄落語心中』にも繋がっているのだと思います。

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翻訳ではないから、セリフも歌詞もスッと入ってくるのも、日本ミュージカルの魅力です^^ 
ミュージカル『アイ・ラブ 坊ちゃん』は、5月31日まで東京で公演の後、札幌と大阪の公演もあるそう♪

ミュージカル初な方も楽しめる作品だと思います^^ まだお席はありそうなので、良かったらチェックしてみてくださいね!

和装イメージコンサルタント
和創塾〜きもので魅せる もうひとりの自分〜主宰
上杉惠理子