きものを着こなす

【年末ご挨拶】今年も着物であちらこちらへ/2022年Myベスト着物コーデ発表

こんばんは。上杉惠理子です。

これを書いているのは、2023年の大晦日。あと数時間で新しい年になります。

リビングやお風呂などの最後のお掃除を終えて、黒パグ姫ちゅらこと実家に帰省しました。毎年恒例、紅白歌合戦をBGMにしながら、いろいろやりますー笑

さて!2023年最後のメルマガということで、今年も発表です♪

今年もいろいろなところに着物を着て行きました^^ 

中でも思い入れが強いのは、10月に二度目に訪れた奄美大島で着たこのコーデ。

着物は、奄美大島の泥で染められた大きな龍郷柄の大島紬。裏地をつけない単にしています。

この大島紬の里帰りが、今回の奄美大島行きの大きな目的でした。

その大島紬にあわせた帯は、新潟と山形の間の羽越地方にだけ残る、科の木の内皮からつくられる科布の帯です。

現代で科布は、真夏の帯として扱われます。

実際に科布は、軽いし、涼やかだし、夏にぴったりだとは思います。

(夏大島ならまだしも)単とはいえ大島紬に、科布を合わせるのは本州ではなかなかできないコーデ。

ですが拙書『教養としての着物』第5章でも書いたように、科の木は日本広くに自生する樹で、全国あちらこちらで籠、蓑、網、履物などに使われ、年間通してこの国の暮らしを支えてきた素材でした。

夏も何もないのだ!!!笑

そして九州と沖縄本島の間にある、南国 奄美大島なら、単の泥染め大島に、科布を合わせるのはすごく合うんじゃないかなーーーと、2年前に初めて奄美に行ったときから想像していたのです^^ 

今回、10月末、暑さと涼しさの間のちょうどいい季節に奄美に行き、このコーデで奄美を歩けたことは、なんだかとっても嬉しかったのです。

というわけで今年のベストコーデでした🎵

先日のクリスマスコーデも。

ブッコローちゃん配色のコーデも。

仮面に合わせた浴衣も笑

思い返すといろいろ楽しんだ2023年でした^^ 

ただ、今年は着物関係で目立ったお買い物をしなくて笑

ベストバイ(best buy)の発表がなくてすみません、、、

いや、買ったんですよ!素敵なベストバイがあるんですけど!!10月初めに購入して、6ヶ月待ちなのです爆

2024年春あたりにご報告しますっ!^^ 

本当に2023年、ありがとうございました。

この一年でご縁あってご一緒くださった方々

その前からずっとご一緒くださってる方々

重ねてお礼申し上げます。

また明日からの2024年もどうぞどうぞよろしくお願いいたします!

和創塾〜きもので魅せる もうひとりの自分〜主宰
上杉惠理子