こんにちは。上杉惠理子です。

先日12日日曜日、十年来お世話になっている着物専門店 銀座もとじさん主催のパーティで、帝国ホテルに行ってきました。

銀座もとじさんが商品化を担っていらっしゃる絹の品種 プラチナボーイの20周年と、創業者で現会長の泉二弘明様の一代記が出版されて記念の会でした。

プラチナボーイというお蚕さんについては、こちらのブログ記事にまとめています。

素材を知ると、着物はもっと面白くなる/プラチナボーイの着物をお迎えして こんにちは。上杉惠理子です。 前回のブログ記事では、ラオスで自然なかたちの「命の養蚕」を実現された山本コージさんとの出会いを書き...

銀座もとじさんとのご縁は、起業した当初2016年。

高級感あふれる店構えにビビりつつも、なんだか気になって気になって… 思い切って一人で入ったことがきっかけでした。

「着物屋さんは怖い」「店員さんに囲まれる」「初対面で100万円のローンを組まされる」など言われる中、もとじの皆さんは買い物をしない(できなかった!)私にも熱心に商品や作り手さんのことを教えてくださいました。

お蚕さんを銀座のお店で育てて、座繰りで糸取りまでさせていただいたことは、「着物は生きている」と知った私の原体験のひとつです。

大島紬に機織りをさせてくださったり、麻や科布など自然布とも出会わせていただいたり。和創塾のショップツアーでみんなとお店にお邪魔したり。

1冊目のマーケティング本を出したときにも、読者さんプレゼントで泉二会長とのインタビューも収録させてもらったなぁ〜〜

『教養としての着物』を書く際には、奄美大島の大島紬の織元 前田紬工芸さんをご紹介いただき、現地取材をさせていただいたりもしました。

そして『教養としての着物』の出版記念パーティでは泉二会長にお越しいただき、乾杯をお願いしたり。

ほんっとこの十年、もとじさんにはお世話になりっぱなしです…!

今回のパーディは、作家さんや産地の皆様、問屋さん、養蚕農家さん、着物雑誌の方々、そしてたくさんのお客様、500名もの方が集う豪華なひとときでした。

会場には、全国の作家さんがプラチナボーイを使って新たに制作されたお品がずらり。

友禅の人間国宝 森口邦彦先生のこちらの訪問着は、3月末にフランスのマクロン大統領がプライベートで見に来られたそう!

余興ではソプラノとテナーのオペラ歌手の方が、着物で歌ってくださったんですよ^^ 素敵だったなぁ〜

養蚕業界の皆様ともお話し、富岡にいつでも来てくださいとお誘いいただきました。

和創塾を受講くださったアッコさんとひろこさんとも訪問着ご一緒できて嬉しかったな〜〜^^ アッコさんは昨年末にご著書『ふだん着物の魔法』を出されてご活躍なんですよ!

奄美大島で大島紬が生まれる場を案内くださった(そして一晩飲み続けて潰されさそうになった)、大島紬織元の前田社長とも久しぶりに再会^^

落語家の柳亭小痴楽師匠と立川志の太郎さんもプライベートでいらしていました^^ えりこ、しあわせすぎました!

皆様のお着物もほんっと素敵で!!眼福でございました〜!!

泉二会長の新著はこちら。

『約束 銀座の人気呉服店を一代で築いた男の物語』
泉二弘明著/中日新聞社/2026年4月発売https://www.amazon.co.jp/dp/4806208450

これまでにも泉二会長にはインタビューもさせていただきましたが、そんなエピソードもあったんだ!!と惹きつけられ、一気に読ませていただきました。

着物の素材や産地のことも丁寧に書いてくださっていますし、電話一台から着物屋を始めて二代目に社長職を引き継がれたまさに一代記に、人はここまでできるんだ、とものすごく励まされます。 朝ドラにならないかしら^^

ぜひお読みになってくださいませ^^ おすすめ!

今回のパーティには私自身も、何を着ていこうか前日の夜まで悩みました!

私が持っているプラチナボーイの着物は泥染の大島紬で、かなりシックな印象なんですね。「どんな着物でも大丈夫です!」「プラチナボーイでぜひ!」とスタッフさんも言ってくださっていました。

でも…せっかくの帝国ホテルで、大きなパーティだからと、久しぶりに母の山吹色の訪問着と綴れ帯にしました。

↑パーティ後にお見送りくださったときの一枚^^ 左から二代目社長啓太さん、会長、私、会長を支えてこられた奥様です。

この訪問着は私の母が20歳前後の頃、和裁士をしていたときに初めて自分一人で仕立てた訪問着。そろそろ50年くらい経つのですが、全く色褪せない!!とある工房の社長さんに「家柄の良さがわかる着物ですね」と言われました笑 家柄って!!笑

母にも「久しぶりに着たよ」と報告しようと思います^^

プラチナボーイ20周年、そして泉二会長の新刊のご出版、心よりお祝い申し上げます!

着物そのものも、着物を通じてのご縁も本当に素敵で、私の人生にかけがえないものだと改めて感じたひとときでした。

私も着物の魅力、着物に込められた知恵や感性を伝えられるよう、ココロのふんどし締め直して頑張ります!^^ 

和創塾〜きもので魅せる もうひとりの自分〜主宰
上杉惠理子