きもので想いを表現する

新年だから新しいものをひとつ 〜お正月のきものの着こなし〜

 

 

こんにちは!
上杉 惠理子です。

 

さて、今日も前回に引き続き 

 
お正月のきものの着こなし
ワンポイントアドバイス

 
をお届けします。
 
 
 
 
今日のテーマは

新しいものを身につける!
 
 

私が大好きな本に
『九十歳 和の躾』
という、染織研究家で随筆家の
木村 孝(たか)先生の本があります。
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その一節をご紹介しますね^^
 
 
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新年になれば何か新しい布を
身につけるのが昔からのならい。

といっても晴着をつくってほしい
とはいいません。

 
白い下着、肌着でよいから
新調したいと思います。
エプロンでもいい。

誰にでもできることで
気持ちを引き締めてみたいのです。
(98頁より)

 
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和裁士だった私の母に聞くと
昭和50年代前半
母がシゴトをしていた頃、
一番忙しかったのは
12月だったそうです。

晴れ着をおろすならお正月
という方が多かったからでしょうね。

ちなみに木村 孝先生は

96歳で昨年他界されるまで
いつも  きものを着て
過ごされていた方。
木村先生の本を読むと
先生の可愛らしい姿を思い出しながら
いつも背筋が伸びます^^ 
 
 
 
今から、
新しいきものをつくる

という意味ではなく、

インナーでも
半衿1枚でも

腰紐1本でもいい。

 
 

「衿を正す」
という言葉もありますから
半衿を新たに変えるというのも
とても素敵ですね。

年初め、初詣へ
最初に着るきものに
新しい年への思いを
新しい布に込めてみませんか?

真新しいものを身につけ
心も新たに
素晴らしい一年の始まりと
なりますように。 

 

 

きものは日本女性の最強の勝負服!
和装イメージコンサルタント
上杉 恵理子

 


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