きもので旅に出る

町家がギャラリーになっている、きもの屋さん〜紫織庵訪問レポ〜

 

こんにちは!
上杉 惠理子です。

 

 

2018年GW連休開けから3日間
京都に行ってきました^^

 

▼最終日は皆で京都散策♪

きもので京都を歩こう!

 

さらに、今回の京都滞在で
行きたかった場所のひとつ
紫織庵さんにも行ってきました!

32207514_360608307764535_1539460645622120448_n.jpg

▼京のじゅばん&町家の美術館
 紫織庵
http://www.shiorian.com/

 

紫織庵は大正15年に
つくられた町家であり、

友禅染の長襦袢や浴衣のブランドでもあります。

 

 

建設当時、
綿布のご商売で財を作った方が
お金に糸目をつけずに建てた町家。

 

32207553_10210769303703502_4601440107654807552_n.jpg
緑美しい庭園やお茶室とともに
洋館のようなお部屋がともにあり
当時からほぼ増改築せずに残っていて
京都市指定有形文化財になっています。

 

32169398_10210769303303492_2150782844308291584_n.jpg

中庭に向けて廊下にあるガラス窓は
波打ちガラスといって
当時の手作りの技法であるからこそ
真っ平らではなく波打って見えます。
このガラスも当時のまま
一枚もまだ割れていないそうです。

32105058_1547839708648023_4221218361020776448_n.jpg

平成9年まで住宅として住みながら
商談や接待の場として使われ、
一般解放されるようになってからは
ドラマなどの撮影にも
使われているそう。

 

町家の中をじっくり見学し
洋間でお茶いただき
心贅沢な時間を
過ごすことができました^^

 

そして、
この町家に住んでいた
白生地商の方が
この町家のお茶室の名前
「紫織庵(しおりあん)」
を自社きものブランド名にされました。

 

紫織庵さんのお品は
京友禅の技法を大切にした
大正ロマンなデザインの
浴衣や長襦袢、
本麻の染め反物が特徴。

 

 

長襦袢は
シガレットケース、
アイラブニューヨーク、

銀座ラプソディーなどなど
大正時代の
「こんな面白い柄を
 見えない長襦袢にしていたの!?」
というデザインを復刻されています。

32083553_10210769303983509_7964681237392523264_n.jpg

浴衣も大正ロマンな雰囲気で
手で染めた型友禅独特の
にじみ具合がとても味があります。

 

なかなか東京のリアル店舗では
見られないものも
じっくり見てきました^ ^

 32235638_10210769304623525_1460281394512003072_n.jpg

 

 

ちょうど社長の川崎さんとも
お話することができ
こだわりの友禅染の手法、
その技術継承がいかに難しいか
お話を伺うことができました。

見極め方も教えていただき
とても勉強になりました^^

京都に行ったからこそ
会える方、見れるものがありますね!

 

32169005_10210769774515272_6260926423272259584_n (1).jpg

 

京都に行かれたら
ぜひきもので、紫織庵さんにも
行かれてみてください^^ 

 

紫織庵さんのギャラリーは
予約制なので
行かれる前はサイトを
チェックすることを忘れずに♪

▼京のじゅばん&町家の美術館
 紫織庵
http://www.shiorian.com/

 

 

今日もお読みくださり
ありがとうございました!!

 

 

きものは日本女性の最強の勝負服!
和装イメージコンサルタント
上杉惠理子