こんにちは!
上杉 惠理子です。
7月が誕生日である私は
今月のテーマとしたのが
「生まれ変わる」
というわけで
浴衣買うより、帯探せ!
和装は帯で、生まれ変わる!
をテーマにお届けしています^^
昨日はまず
きものや浴衣を変えなくても
帯を変えるだけで
生まれ変わるんだ!と
写真で見ていただきました^^
今日はまず基本となる
帯の種類からお話しますね。
和装には
フォーマルからカジュアルまで
「格」があります。
帯もフォーマルから順に
袋帯(ふくろおび)
名古屋帯(なごやおび)
半幅帯(はんはばおび)
兵児帯(へこおび)
と、この4つを
覚えておいてください。
少し長くなりますが
ざくざくっとご紹介しますね!
袋帯
幅が約30cm、
長さが4m20cm程度の帯。
結婚式などお祝いの席に締める
フォーマルな袋帯は
金銀が入った古典柄ほど
より格上になります。
豪華に糸を織り込んだり
刺繍が入ったりしているので
結構、重い!!
自分で締めるときは
背中にお太鼓を作りますが
布が長いので、
お太鼓部分の布が二重になります。
これを「二重太鼓」といい、
「お祝いが重なるように」
と意味を込めるのですね^ ^
名古屋帯
袋帯よりも短く、
3m60cm程度の帯です。
名古屋帯と袋帯は
幅が約30cmあります。
なのでお腹まわりは
半分に折りながら締めていきます。
名古屋帯は着物の帯の基本なので
名古屋帯をお太鼓に締められれば
和装を着る機会は
ぐぐぐっと上がるんですよ^^
半幅帯
文字通り、
名古屋帯や袋帯の半分の幅の帯。
幅が約15cm
長さは3m50cmほどから
4mを超えるものまであります。
浴衣売場に並んでいるのは
ほとんどがこの半幅帯です。
半帯、細帯
と書いてあることもあります。
ちょうちょ結びにしたり
自分のアイデア次第で
さまざまな結び方ができます。
半幅帯は浴衣用のものが多いのですが
柄や素材によっては
カジュアル着物に合わせて
夏以外も締められるものもあります。
兵児帯
兵児帯はもともと
子ども用の浴衣帯です。
くしゅくしゅっとしたカラフルな帯を
小さい頃、夏祭りに
結んでもらった記憶がある方も
いらっしゃるのでは?^^
この兵児帯が最近、
大人の浴衣用が出ています。
シフォンなど透け感があるもの
ナイロンの光沢があるもの
木綿など
ナチュラルな素材のもの
などなど
いろいろな素材が出ています。
↑これはナイロンの光沢があるタイプ。
兵児帯のサイズは
幅がもともと15cmタイプと
30cm幅があって胴回りは
二つ折りにして巻くタイプと
両方あります。
長さも4m前後でしょうか。
長いほど結ぶのはちょっと手間ですが
ボリューム感が出ます。
袋帯(ふくろおび)
名古屋帯(なごやおび)
半幅帯(はんはばおび)
兵児帯(へこおび)
まずはこの基本の4つの帯を
知っておいてくださいね♪