昨日から
金沢におります。
先週は家族旅行で
伊豆に行っていたのですが
今回はひとりで
シゴトをしながらの旅です。
旅をしながら
シゴトをしているのか
シゴトしながら
旅をしているのか
会社員だったときには
思いよらなかった時間の使い方です。
今回の旅のメインの目的は
明日の午後なのですが…
またご報告しますね^^
というわけで昨日は
春から初夏に季節が移る
兼六園に行ってきました。
兼六園は3回目だったのですが
先の2回は、蟹がお目当てだったので冬。
雪吊りにぷっくりと
雪が乗っていましたし、
しかも前回は、あられが降る
悪天候でした苦笑
季節を変えて来ると
見える風景が変わりますね^^
新緑が美しく
木の元の苔がしっとりと、
ふかふかの絨毯のようです。
兼六園の梅林も有名ですが
初春の花なのですっかり緑。
もしかして、とじっくり見てみたら
ぷっくりと実をつけていました^^
こちらは福桜
花弁が多くて、まるまる♪
名前の札がなかったら、
桜だとは思わなかったなぁ。
開花時期が他の桜よりも遅く
ギリギリ楽しめました。
杜若(カキツバタ)です。
アヤメ科の花は主に
アヤメ、花菖蒲、カキツバタ
と色々あります。
兼六園のこの花が
杜若(カキツバタ)だとわかるのは
水辺に咲いていて
花弁の元に白い線が入っているから。
アヤメは
乾燥した陸地に育ち
花弁の元が網目状の模様が入ります。
菖蒲と書いて、アヤメと読みます。
花菖蒲(ハナショウブ)は
水陸両方OK
花弁の元に黄色い線が入っている。
ちなみに
菖蒲と書いて、ショウブと読むのは
菖蒲湯にするものですが
こちらはサトイモ科。
花は小さいトウモロコシみたいなもので
全然違うのだそうです。
(…ややこしい!)
私はもともと
植物の名前とか開花時期とか
とても疎い人でした^^;
それが着物を着るようになって
何の花か、いつ咲くのか
覚えられるようになり
少しずつ見分けもつくようになりました。
アヤメ科の花は
着物や浴衣にもよく描かれます。
私の白地の浴衣も
紺でアヤメを染めたもの。
今回もカキツバタを見れて
とても嬉しくなり
これはアヤメ?カキツバタ?
と、その場で調べてしまいました。
菖蒲は
「しょうぶ」と読む音から、
勝負強さや
礼儀正しさ(尚武)
の意味があるそうです。
和装に描かれた柄には
ひとつひとつ
昔の人が込めた意味があります。
それを知って、
意味をもたせながら着ることも
着こなしの醍醐味。
あなたがこの夏着たい浴衣は
何色の、どんな柄の一枚ですか?^^