きもので旅に出る

金沢の兼六園に行ってきました〜きもので北陸旅レポート(1)〜

 

 

昨日から
金沢におります。

18342724_10208232130075747_5601159426485598715_n.jpg 

 

先週は家族旅行で
伊豆に行っていたのですが

今回はひとりで
シゴトをしながらの旅です。

 

 

旅をしながら
シゴトをしているのか

シゴトしながら
旅をしているのか

 

会社員だったときには
思いよらなかった時間の使い方です。

今回の旅のメインの目的は
明日の午後なのですが…
またご報告しますね^^

 

 

というわけで昨日は
春から初夏に季節が移る
兼六園
行ってきました。

 18341771_10208236852313800_2792229738950902194_n.jpg

兼六園は3回目だったのですが
先の2回は、蟹がお目当てだったので冬。

雪吊りにぷっくりと
雪が乗っていましたし、
しかも前回は、あられが降る
悪天候でした苦笑

 

 

季節を変えて来ると
見える風景が変わりますね^^

 

新緑が美しく
木の元の苔がしっとりと、
ふかふかの絨毯のようです。

 

兼六園の梅林も有名ですが
初春の花なのですっかり緑。

18342508_10208233177541933_8754116076643279658_n.jpg
もしかして、とじっくり見てみたら
ぷっくりと実をつけていました^^

 

 

こちらは福桜

18301957_10208237599492479_6992688643483178440_n.jpg
花弁が多くて、まるまる♪

名前の札がなかったら、
桜だとは思わなかったなぁ。

開花時期が他の桜よりも遅く
ギリギリ楽しめました。

 

 

18301158_10208233175781889_4164967824921027418_n.jpg
杜若(カキツバタ)です。

アヤメ科の花は主に
アヤメ、花菖蒲、カキツバタ
と色々あります。

 

兼六園のこの花が
杜若(カキツバタ)だとわかるのは
水辺に咲いていて
花弁の元に白い線が入っているから。

 

 

アヤメは
乾燥した陸地に育ち
花弁の元が網目状の模様が入ります。
菖蒲と書いて、アヤメと読みます。

花菖蒲(ハナショウブ)は
水陸両方OK
花弁の元に黄色い線が入っている。

 

ちなみに
菖蒲と書いて、ショウブと読むのは
菖蒲湯にするものですが
こちらはサトイモ科。
花は小さいトウモロコシみたいなもので
全然違うのだそうです。
(…ややこしい!)

 

 

私はもともと
植物の名前とか開花時期とか
とても疎い人でした^^;

 

それが着物を着るようになって
何の花か、いつ咲くのか
覚えられるようになり
少しずつ見分けもつくようになりました。

 

 

アヤメ科の花は
着物や浴衣にもよく描かれます。

私の白地の浴衣も
紺でアヤメを染めたもの。

 

 

今回もカキツバタを見れて
とても嬉しくなり
これはアヤメ?カキツバタ?
と、その場で調べてしまいました。

 

 

菖蒲は
「しょうぶ」と読む音から、
勝負強さや
礼儀正しさ(尚武)
の意味があるそうです。

 

 

和装に描かれた柄には
ひとつひとつ
昔の人が込めた意味があります。

 

それを知って、
意味をもたせながら着ることも
着こなしの醍醐味。

 

あなたがこの夏着たい浴衣は
何色の、どんな柄の一枚ですか?^^