きものを戦略的に着こなす

きものを着るからこその身体の使い方/足指、骨盤を意識することから始めよう

こんにちは。上杉惠理子です。

今日は、特にきものを着始めたばかりの方へ。快適にキレイに、きものを着ていくために、身体の使い方のコツをお届けします。

というのは、こんなご質問を読者さんからいただきました^^

メルマガ読者さん

洋装と和装では体の使い方が違うと感じます。たくさん着て慣れるのが一番だとは思いますが、惠理子さんが着物を着始めた頃に感じたこととか、意識したことはありますか?また、初心者が気をつけるといいポイントがあったら教えてください。  

ご質問をありがとうございます!

洋装と和装での体の使い方の違い!!

ありますあります!ほんっと違います。というよりも、

きものを着ると、身体のこの部分を使ってなかったなぁと気づくのです。

きものを着ることで、身体の眠っていたところが目覚めていく感じです。

足指を動かして、草履の履き心地を楽にする

きものを着ると身体が変わっていく。

まずはじめに気づくことは、

草履や下駄を履くことで、足の指が動くようになる。

人間って足の指から退化するんですよ

人類の長い歴史のほとんどは飢餓の歴史なので、脂肪を溜め込む傾向があるって聞いたことありませんか?

同じように、使わない筋肉は省エネということで、ますます動かさなくなり、筋肉量も減らしていきます。

身体の省エネが最初に始まるのが、足の指なのです。

足の指はほんっと動かさないと動かないんだなー

草履や下駄を履くと脱げそうで歩きにくい、という人は鼻緒を掴む足指の筋肉がないことがひとつの理由。足の指を意識的に動かして使えるようになると楽ですよ^^

おすすめは足指ジャンケン♪

グー、チョキ、逆チョキ、パー!と足の指でやってみて♪

慣れていない人は最初は全く動かないかもしれません。ですが、毎日少しずつ、お風呂の中やテレビを見ながらやってみてください。

年齢に関係なく身体は動かしていけば必ず応えてくれます。必ず動くようになります。

座り方を変えて、膝を揃えたきもの美人になる

きものを着はじめて最初に

「やばい…これはちゃんと意識せねば」

と思ったことがありまして。それは…

膝を閉じて座ること!!

足を揃えて膝を閉じて、座り続ける。

これが思った以上に大変…!!

私、今でも洋服だと足を深く組む癖があります。ですが、きもので足を組むと着崩れるし、路線が変わる笑 

ぼーっとして膝が開いちゃうと身頃が膝から落ちて長襦袢が見えちゃう!!!

私はこれが一番恥ずかしい。。苦笑

電車の中で前に座っている人を眺めてみるとよくわかりますが、現代人は老若男女問わず膝を閉じていられません。

1分くらいは意識して膝を閉じていられますが、食事をしたりスマホを見たり手元で何かし始めたら、膝への意識はどこかへ飛んでいく。

ではどうしたらいいでしょうか?

どうしたらきものを着たとき、緊張しすぎずに、膝を閉じて美しく座り続けられるでしょうか。

私からの最初のアドバイスは…

座るときに骨盤を真っ直ぐ立てること。

そして、椅子の座り面に、坐骨を刺すようにして座ること。

背もたれによりかって座ると骨盤は後ろに傾きます。これを「骨盤の後傾」と言います。

骨盤後傾については、こちらの整骨院さんのブログで詳しく骨の模型写真で説明してくれていました
https://ameblo.jp/nonaka7939/entry-12342901977.html

ぜひご自身でも椅子に座って、やってみて欲しいのですが 

骨盤が後ろに傾いた「後傾」だと、膝は開きやすくなる

骨盤を真っ直ぐ立て、坐骨を椅子に垂直に立てると、膝が閉じやすくなる。

まずは骨盤を立てて座ることを意識するのが、きもの美人な所作になる近道です。

膝を閉じ続けて座るために他にも、下っ腹の丹田を意識するとか、骨盤底筋を鍛えるとかいくつかありますがまずは座り方から。

ちゃんと膝を閉じているとそれだけで内腿のトレーニングにもなりますよ♪^^ 

動画でもお話してみたので、こちらもぜひご覧くださいね♪

きものを着ることで身体が目覚めていく

きものは私たちの身体にもとても良い衣装。お試しで着てみて、背筋がシュッとするというのも確かですが、着続けることで身体が変わっていく大きな変化があります。

きものを着こなすことは、健康で内からの美しさを導くのだと確信しています。

私はもともとジャズダンス、バレエ、ヨガをやっていた踊り子で、踊りを続けた根底には、「自分の身体全てを使い切りたい」という欲求がありました。

だから、きものを着ることで、さらに身体の細部まで意識が届くのがとても楽しくて、意識的にやってきたところがあります。

和創塾でも<身体を開花させること>は、着こなしのひとつの大事な軸としてお伝えしています。

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主宰 上杉惠理子