きものを着こなす

岩国を歩いてきました/錦帯橋と宇野千代生家

こんにちは。上杉惠理子です。

今年2024年は4月から、広島の企業さまとご縁をいただきまして、毎月お伺いしてマーケティングプログラムを実施しています。

今月は先週、9月6日〜7日と一泊で行ってきました。

広島と言っても宮島など西側なので、山口県の岩国錦帯橋空港から入るのが便利で、今回も岩国経由で行ってきました^^ 

今回は早起きしまして、10時半に岩国到着。

空港名にもなっている錦帯橋に行ってきました!!

岩国駅からバスで15分ほど、錦川にかかる橋。

江戸時代初期1673年につくられた錦帯橋は、5つのアーチが美しい木組みの橋。

昭和25年(1950年)に錦川の増水で流失してしまい再建されたものですが、この形を木造で作ったこともすごいですし、約280年も持ったこともすごい…!

実際に歩いてみると想像以上に急勾配で驚きました! ちゃんと階段みたいにステップになっていて歩きやすくなっていました。

水辺に降りると川の水がとーっても美しくて…!暑い日ですが、清流とその水音に癒されました^^

行ってみて、歩いてみるからこそ気づく魅力がありますねぇ

そして、今回岩国の街を歩いて初めて知ったことがありまして!

錦帯橋へのバス広告で知りました…!

宇野千代さんは昭和の作家であり、着物が大好きな方で着物のデザインもされた方。

晩年もキュッと襟元を閉じた可愛らしい着こなしが印象的な方です。

宇野千代さんのことは存じ上げていましたが、岩国が故郷だとは知らなかった〜〜

NPO宇野千代生家
http://www.unochiyoseika.jp/

錦帯橋のそばに、生家が残っていて見学もできると知り、そちらも行ってみました^^

日本建築の平家に、苔の絨毯が広がるお庭に、ひととき暑さを忘れます。

ボランティアの方々が「これが宇野先生がお使いになっていた机で…」と丁寧にご案内くださいました^^ 

「写真もお撮りましますよ」と宇野千代さんが腰掛けていた同じ縁側で、撮ってくださいました。

屋内は撮影NGだったのですが、宇野千代さんの言葉にもいくつも触れることができました。

桜も日本一、
錦帯橋も日本一、
こんな日本一の故郷を持っている幸せ者が二人とあるだろうか。
私はとても故郷に感謝している。
人間をつくるものは故郷なのです。

宇野千代

故郷は、人によって、街かもしれないし、都道府県かもしれない。日本全体かもしれないし、地球かもしれない。

故郷は自分を育ててくれた大地で、人間はひとりでは育たず生きられない。

自分の故郷が次の人を育てていける土壌であり続けられるように、できることをやれたらと思いました。

岩国でとても大切な旅時間を過ごすことができました。感謝❤︎

和創塾〜きもので魅せる もうひとりの自分〜主宰
上杉惠理子