こんにちは!
上杉 惠理子です。
私が主宰するジャパネスク・レボリューション
和装女性育成塾 本講座生には
職業、年齢、家族構成、バックグラウンド
様々な方が参加されています。
実は意外と
起業家やフリーランスの方も
多く参加されています。
なぜかというと
起業したりフリーになると
人前に出ることが増えます。
お客様の前に出る、
というだけでなく、
ビジネスをする上で
人とのご縁を大切に紡ぐことは
必ず必要なことだからです。
人前に出るときに
とても有効な勝負服が
きもの ということなのです。
金子聡子さんは
私の本講座生で
起業家さんのお一人。
出会った頃から、
何か自分の好きをシゴトにしたい
という想いをお持ちで
この1年半の間に
大人の方に絵本の魅力を発信する
絵本キュレーターとして
活躍されています。
すごいんです、
聡子さん。
山形在住の方なのに
都内開催の私の和装塾にも通われ、
山形でも東京でも
自分で絵本イベントを開催し、
さらには
アメリカやハワイでも
イベント開催しちゃうし、
こないだは提携先の
絵本屋さんとNHKに取材され
オンエアされていました!^ ^
しかも聡子さんの
絵本キュレーターのおシゴトの
「ユニフォーム」は
きもの なのです^^
そんな聡子さんから
「友達が出版したので、
初めて出版記念パーティーに
行くことになりました!
コーディネートを相談させてください!」
とFacebookのメッセージを
いただいたのは一週間ほど前のこと。
お祝いだから
訪問着と袋帯で行こう
とはご自身で決められたのですが
その中でどうしよう…?
と相談してくれました。
相談いただいて
私がまず聡子さんに聞いたことは
① このパーティに参加する目的を
3つ上げてください
(無理やり、3つ笑)
② ご友人の方の本のタイトルを教えてください。
③ 会場はどちらですか?
①を聞いた理由は
お祝いであることはわかっていたので
他の目的を聞きたかったから。
パーティには
たくさんの人が参加しますから
どんな人とご縁をつなぎたいとか
自分をどう見せたいかなど。
②は本の内容に絡めて
コーディネートができると
それはまた喜んでもらえるので
お聞きしました。
③は会場がわかれば
その会場や場所に合わせて
選ぶこともできるから。
今回は横浜とわかったので
海、水辺というキーワードが
出てきました。
きものは
お母様が作ってくださって
聡子さんのベストカラーである
薄緑の訪問着に決定。
では帯をどうしようか
と思っていたところ、
候補の中にあったのが
この帯。
聡子さんが
きものを着始めたら
お友達から頂いた帯だそうです。
さて、
この柄、なんでしょう??^^
車の車輪を柄にした源氏車?
…とも違う。
え?まさかのザル?
…いやいや笑
実はこの柄、
蛇籠 じゃかご
と言います。
蛇籠は長い籠の中に石を入れて
川などに沈めることで
水の流れを弱める治水の道具。
今は鉄線で編みますが
昔は竹だったそうで、
実は生活に身近な道具だったとのこと。
きものでは
水辺を表す柄として
意外と登場頻度が高いのです。
堤防などなかった時代
昔の日本はもっともっと
川や海が身近だったのでしょうね。
しかも聡子さんのこの帯は、
その蛇籠が
波をが続くように描かれる
青海波(せいがいは)状に並んでいます。
青海波は無限に広がる波の文様に
未来永劫の願いと、
人々の平安な暮らしへの願いが
込められた縁起の良い柄です。
想いにも合う、
横浜という場所にも合う。
色合いとしても
他の帯よりも一番明るく
存在感がある帯でしたので
これに決定!
そんな帯を使ったコーディネートのお話を
聡子さんもご自身のブログに
まとめてくださいました^ ^
ぜひご覧になってください♪
https://ameblo.jp/annesrose/entry-12353130182.html
装いはメッセージ。
装う人の人柄や想い、
多くのことを伝えます。
しかも
多彩な色柄があるきものは
洋服よりも幅広い表現ができる。
あなたはどんな想いを込めて
今日の装いを選びますか?^^
相手を想った装いで
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きものは日本女性の最強の勝負服!
和装イメージコンサルタント
上杉 惠理子