こんにちは。上杉惠理子です。
先週、2022年7月23日に開催した和創塾の写真が届きました^^
8回レッスンの最終回は、フォトグラファーさんをお呼びしての撮影会なのです♪
ヘアメイクも小物選びも、いつものレッスンよりちょっとがんばって手をかける。
いつもよりもう一つ、姿勢を綺麗にする。
それだけでとても素敵な写真になりました^^
私がこの日に着たのは、仕立て上がったばかりの浴衣です。
この日の撮影会で着たい、とお伝えしたら、担当さんがお家まで届けてくれました…!!至れりつくせり。感謝❤︎
春頃から男性経営者仲間たちの着物選びをお手伝いしてまして、彼らがお礼と誕生日プレゼントにと買ってくれたの笑
通常の私のコンサルタントフィーよりもちろん安いのだけど、ものすごく嬉しかったなぁ〜〜
自分で買うのも嬉しいけれど、プレゼントしてもらうのってこんなに嬉しいものなのね^^
この浴衣は、江戸時代創業の老舗メーカー 竺仙さんのもの。
1842年創業で今も江戸時代の型紙から図案を起こし、正統派の浴衣を作り続けています。
この浴衣地は、お店に伺ったときに一目惚れしたもの。
木綿100%の生地なのですが、表裏で柄が違うの!
表にしたのは、寄せ小紋竹節取の柄
裏はぎっしりと小花柄。
木綿ですが、とても軽い生地。だけど反対側の柄が透けたりしない。
着て動いたときに、袖口や裾周りから、ちらりと違う柄が見えるのが最高に素敵。
何年か前に浅草のとある老舗の大将が、こうした裏表異柄の浴衣をお召しになっていたことがあって。
「素敵なお浴衣ですね」とお声がけしたら、「これはね、裏もいいんだよ」とちらりと袖を返してくれて、裏の瓢箪柄を見せてくださいました。
昔ながらの浴衣は表裏同柄ですが、こんな染めもあるんだ!とびっくり!!
今年6月頃にたまたまお店で見て、着てみたいなぁ〜と思っていたらプレゼントとして私の手元にやってきたのでした^^
竺仙さんのホームページを見たら、この表裏別柄を染める方法は「籠染め」というのですって。
大正時代に開発された技法で、今は竺仙さんでしかこの染め方はできない。竺仙さんでもほとんど作っていない、まぼろしの染めなのだそうです。
https://www.chikusen.co.jp/pickup/kagozome/
大切に着なきゃ… と言いつつ、ガンガン着ようと思っています笑
紺で木綿なんて、 汚そうが雨に濡れようが汗だくになろうがじゃぶじゃぶ洗えるのだから、思い切り着るしかない!笑
明後日からは8月。
浴衣の季節はまだまだこれからです^^
それではまた!
和創塾〜きもので魅せる もうひとりの自分〜主宰
上杉惠理子