こんにちは。上杉惠理子です。
先日2022年8月17日、香川県高松市に行ってきました。
ご縁あって愛媛県松山の会社さんの広報マーケティングをお手伝いさせていただくことになり、それなら最初は直接お会いし現場も見たいと松山出張が決まったのです。
松山まで電車で行こうかな、と思い立ち。
電車で行くなら、高松に寄れるのでは?と思いつき。
朝8時頃の東京発の新幹線に乗り、岡山で在来線に乗り換え、瀬戸大橋を渡り、高松に到着したのは13時頃。意外と近いのですねぇ。
高松での目的地は…
黒田商店 高松本店!!
いやぁ〜。。
感慨深い。。。
2年半ぶりに、黒田商店3代目ご夫妻トントンさんとめぐみさんにお会いすることができました。
私がトントンさんとめぐみさんに出会ったのは2017年春、東銀座の歌舞伎座地下の木挽町広場でした。
お二人は黒田商店オリジナルの下駄と鼻緒とともに、日本全国、ときどきはアメリカのニューヨークまで、「くろだライブ」として催事で回っていらっしゃいました。
黒田さんのウォーキング下駄は
- とにかく疲れない
- 毎日、何時間履いても丈夫
- 多少の雨なら履いてOK
- 下駄なのに、色無地も小紋も合う
- 自分の足に合わせて台を育て、10〜15年履き続けられる
…などなどメリットいっぱいで、2017年春に一足買ったコを愛用して5年になります。
最初に出会ったときの記事はこちら♪(当時はMy Sole下駄と呼んでいたのですねぇ)
今では私の着物生活になくてはならない、足元から支えてくれる一足です^^
私は2017年春に一足購入して以来、2ヶ月おきに下駄のメンテナンスに伺い、お二人にお会いしていたのです。
和装履物は、鼻緒を締め直したり、底を直したり、メンテナンスしながら長く履くもの。
お二人は東京には2ヶ月に一度のペースで新宿、銀座、日本橋のどこかにいらしてくださっていたので、スケジュールに合わせて伺い、鼻緒を調節したり、踵を直したりしていただいていました。
ところが2020年2月を最後に、コロナ禍で催事のライブは全て中止。
そしてこの2年半の間に、高松の職人さんたちが全ての技術を3代目トントンさんに教えて次々と引退。
高松を離れて、ライブにまわることができなくなったと、お二人から葉書をいただいたのが1ヶ月ほど前のことでした。
そんなときに、私の下駄の鼻緒が壊れ!鼻緒の裏地も擦り切れ!
そして、同じ四国の松山でお仕事の機会をいただき!昨日、松山に行く前に、高松に寄ることにしたのでした。
店内に入ると片側にはずらりと、黒田商店オリジナル鼻緒たち。
もう片側にはずらりと台。
中央が、トントンさんのお仕事スペース。
催事にまわれなくなっても、オンラインショップがなくても、インスタだけでお客さまから問い合わせが途切れないそうです。
私のように、それなら高松に行く!という既存のお客様も少なくはなく、先日はワシントンからもいらしたそう!
なので、お二人ともずーっとお忙しいそう^^
よかった^^
先に送っておいた私の下駄は、台を綺麗にメンテナンスくださり、あとは鼻緒を選んで挿げるだけの状態で待っていてくださいました。
さんざん迷って…こちらにしました。
スペインで出会った布を鼻緒にしたものだそうです。もちろん、一点もの。
今までのグレーのリバティ柄とはまた違って新鮮です♪
この日、ちょうど同じ時間に、高知から買いに来られたお客様もいらpeachしゃいました。一緒にいろいろおしゃべりしていたら、めぐみさんんが高松の名物を出してくださいました^^
お魚のすり身をあげた「天ぷら」とオリーブいりこ♪ ビールに合いすぎる。。
シャブリの白ワインまで!!!
高知からのお客様と私の二人で、1本開けてしまった。。。
お仕事をするトントンさんとめぐみさんと、みんなでおしゃべりしながら、黒田さんのおしゃれ店内で楽しい時間を過ごすことができました^^
次回は閉店近い夕方に伺って、高松に宿をとって、トントンさんとめぐみさんともゆっくり飲みたいです❤︎
お二人ももう70歳。
ずっと全国を回られてきたけれど、高松に戻りゆっくり過ごす、ちょうどいいタイミングだったのだと思います。
こうしたご縁も、きものを着てきてよかったと思えること。
本当にありがとうございます^^
黒田商店さんの履物は一足ずつお高めなので、きものデビューの方にはおすすめしづらいのですが…毎日下駄を履きたい方には、ほんっとおすすめです!
黒田商店 ホームページ
http://hakimono.biz/
黒田商店 インスタグラム
https://www.instagram.com/1916_kuroda/?hl=ja
黒田さんのインスタ、ぜひご覧になってみてください^^
そして高松に行かれる際にはぜひ、黒田商店さんに寄って、黒田さんの下駄を履いてみてくださいね!
和装イメージコンサルタント
上杉惠理子