こんにちは。上杉惠理子です。
2021年10月3日日曜日は、和創塾のグループレッスンでした。
いつも3時間半のレッスンなのですが、今回は2回分を1日で行うことになり、その間に着付けの練習もして…午前10時から18時までぶっ通し!
参加してくれた皆様、ほんっとお疲れ様でしたー!!ありがとうございました^^
午前中はTPO、午後はお手入れ&収納のお話。
和創塾って何をしているの?着付け以外に、きもののことを学ぶって何をするの?とよく聞かれます。
…山盛りです笑
きものの世界は着付けから先が本当に広くて深い世界なのです^^
参加してくれた生徒さんのお一人が、最近、お義父様が亡くなられて、お葬式できものの喪服を着たエピソードをシェアをしてくれました。
お義母様は洋装でしたが、彼女がきものを着たことで、お義父様をお見送りするのによりふさわしい場になったようでした。
夏で暑い日だったので、その後すぐに汗抜きのお手入れに出したそう。きもの、羽織、帯、長襦袢、帯揚げ…と全部クリーニングに出したら、なかなかの金額になり、「きものを着るってお金がかかるんだなと思いました」と話してくれました。
絹は塩分で黄変する、という性質があるので、汗をかいたら「汗ぬき」のお手入れに出さないと数ヶ月で変色したりシミができます。なので、夏の喪服などは着たらすぐにお手入れに出したほうがいい、と言われます。
こういうお話をすると、きものはお手入れが大変でお金がかかる、と思われる方も多いですよね。
でもこれ、次いつ着るかわからない、喪服のようなフォーマルなきものの話。
普段着ているきものをクリーニングに出すのは、数十回に一度です。
私が普段着として着ている きものをクリーニングに出すタイミングは、
裾の裏地が破けたとき。
私はきものを着てガシガシ歩きますが、計算するとだいたい70日ほど着ると、裾の裏地が破けるのです。そうしたら裏地を交換しないといけないから、「洗い張り」というお手入れに出すタイミング。
70日というと、毎週1回着ても2〜3年に一度、月2回なら5年に一度くらい。
そして「洗い張り」をすると、ほんとに新品のようにピカピカになって帰ってくる♪
普段は、中のインナーだけ洗濯機で洗い、きもの自体は一晩干してから畳むだけ。帯も干して畳むだけ。
箪笥から出し、着ていれば風も通るのでそれで十分。毎年、クリーニングに出したりしない。
お手入れのプロの方も、「きものは着ることが一番のメンテナンス」とおっしゃっていました。
普段は干して、たたむだけ。
私は きもののお手入れって、そんなに大変じゃないと思っているんですよねぇ。
私だけかなぁ笑
着るたびに洗濯機で洗わなきゃいけない洋服の方がめんどい笑
しょっちゅう洗濯しないから節水にもなると思うのよね。
▼洋服がめんどい話はこちらに詳しく書いています。▼
▼実際に裾が破けたときのお話がこちら。
私の感覚だから、全ての人に共感してもらえるとは思わないのだけど。私が「お手入れ大変じゃないよー」と言い続けることで「それなら着てみようかなー」と思う人が増えたら嬉しいです^^
この日はお抹茶も点てて召し上がっていただけましたん❤︎
ZOOMのレッスンも良いけれど、リアルもやっぱり良いね〜^^
和創塾、次の開講日は2022年4月を予定しています。きもの仲間、募集中です♪
和創塾〜きもので魅せる もうひとりの自分〜主宰
上杉惠理子
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