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芝浜を聴いて年越し!立川志の彦落語会のお席亭を務めました

こんにちは。上杉惠理子です。

いよいよ年末な昨夜、落語会を開催しました^^ 

お客さんが12名、マイクも使わない小さくて贅沢な落語会です。

和創塾の生徒さんやビジネスコンサルのクライアントさん、そしてごく近しいリアルでお会いしたことのある方だけをお声がけしています。

お招きしたのは、立川志の輔一門の二つ目 立川志の彦さん。

私が志の彦さんをお招きして落語会を主催するのは、今回で3回目。最初に出会ってから8年?9年?くらいになります^^

古典落語をわかりやすく丁寧に語ってくださる落語家さんで、落語初めてな方にも安心してお誘いできます。

今回は年末ということで、

古典落語「芝浜」をリクエストしました

芝浜は古典落語のひとつ。

魚屋の腕はいいのに酒が好きすぎて、飲みすぎて仕事を休んじゃう勝五郎。「今日こそ商いに行っておくれ」とおっかあに朝起こされ、やっと魚河岸に仕入れに行こうとします。芝の浜で顔を洗い一服して魚河岸が開くのを待っていたところ、浜で古い財布を見つけます。その財布はずっしりと重い。急いで家に戻り、おっかあと数えたら42両も入っていて…

これが本当に良い話なんですわ〜〜

オチがとってもカッコよくて、私が初めて落語のオチがわかった作品です笑(志の彦さんは、そのカッコ良さが恥ずかしいらしい笑)

私ほんっと大好きな作品です!!

しかも芝浜は大晦日の話なので、11月末から大晦日前までのひと月だけ聴ける季節もののお話。

芝浜を聴かずに年は越せません笑

『教養としての着物』に桜など季節の花は満開になる前に、先取りして着るのがおしゃれだったというお話を書きましたが、志の彦さんも昨日、本のその箇所に触れて、「落語もそうなんですよ」と話してくれました。

他にも、桜のお話はやっぱり満開になる前まで、夏だけのお話もあるそうです。桜の着物で、桜のお話を聴く会を3月くらいに開催するのも楽しいね♪

昨日、とっても嬉しかったのが、今年つくった和創塾のオリジナル手ぬぐいを使って話してくれたこと。

開始前に志の彦さんにプレゼントしたら、早速その日の高座で使ってくれました^^ 

落語家さんは扇子と手ぬぐいだけ使って話します。扇子と手ぬぐい以外の小道具は無し!扇子はお箸やタバコになったり、手ぬぐいは手紙になったりします。

和創塾の手ぬぐいが、芝浜のあの財布になるなんて!

主催してよかったなぁ〜〜〜^^ 

財布を拾う、浜のシーンも大好き。

静かな波の音、きーんと冷えた空気、海の香り。そこにお天道さまがちょっとずつ顔を出し、手を合わせる勝五郎。いいシーンだ。。。!!!

もうぜひ聴いていただきたい!

仲入り(休憩)を挟んで全3席、落語を聴きまして、終わった後は志の彦さんを囲んで懇親会も開催。落語家さんの裏話まであれこれ、ざっくばらんに聞けて楽しいんだよね^^ 

 

今回の演目です

志の彦さん、そしてご一緒くださったみなさま、本当にありがとうございました^^ 

落語会を主催することを、席亭を務めると言います。また、主催者をお席亭と呼ぶこともあります。

設営したり、木戸銭を集めたり、司会をしたり、出囃子を流したり、演目を書いたり… お席亭はなかなか大変ですが、大好きな落語を皆さんとご一緒できるのは本当に楽しいです^^

またやりますので、ぜひご一緒くださいね♪

それではまた!

和創塾〜きもので魅せる もうひとりの自分〜主宰
上杉惠理子


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