こんにちは!上杉惠理子です。
昨日は2019年8月1日。私の地元・八王子DAYとしまして、気軽な白地の浴衣で八王子へ行ってきました。
私が幼稚園に上がるときに家族で八王子に引っ越してきまして、学生が終わるまで20年以上、八王子に住みました。社会人になった時に名古屋本社の会社に就職したことを機に、名古屋、両国、高円寺、浅草…と約10年転々としてちょうど一年前に八王子に戻ってきました。
八王子は東京都ですが、西の奥。みなさんがご存知なのは高尾山かな。
八王子はもともと織物の街でもあります。
東京の西側の多摩地域で作られた絹糸や織物が集まるのが八王子でした。
八王子から横浜港へ、世界に輸出するため絹糸が通った道は「絹の道」と呼ばれ、八王子には織物を買い付けにくる商人で賑わい、花街が生まれ、黒塀の料亭が今も残ってます。
養蚕農家さんもたくさんありましたし、織物工場もまだ若干残っていて、染屋さんもまだあります。
呉服屋さんもたくさんあり、あのユーミンの実家、荒井呉服店さんも八王子の有名な呉服店のひとつ。
そんなきものと縁深い私が育った街、八王子に、とてもおしゃれな呉服屋さんがあります。
新宿から特急で約40分で京王八王子駅。そこから徒歩15分くらいかな。
江戸から甲斐(山梨)へ続く甲州街道沿いにあります。
外観も可愛いお店〜❤︎
中に入ると呉服屋さんには珍しい、海を連想する水色とグレーをテーマカラーにした内装。
坂本呉服店さんのコンセプトは「そばにある着物」
きものを気軽に楽しんで欲しい、との想いで選ばれたお品たち。今時期は夏の浴衣や麻が揃っていました。
帯留は作家さんの一点モノ作品がイロイロ。ほんっと楽しいよねぇ〜クジラやラッコの帯留もあったよ!
坂本呉服店さんのオリジナルの半衿や三分紐もあり、おしゃれで手頃でかわゆし♪♪
私が個人的に 「あああああ!!!」と、ときめき、呻いたのが笑 こちら。
きもの本をたくさん出されている、イラストレーター きくちいまさん監修 麻の長襦袢(小千谷縮)「彩夏」が揃っていたーー!!!
WEBではしっていたのですが、リアルでずらりと揃っているのを見るのは初めて!黄色、ピンク、ターコイズ、深緑…夏らしくないビビッドな色が多いので 一年を通じて使える麻長襦袢です。
私のように夏でも冬でも、麻の長襦袢を愛用しているモノにはたまりません!!ですが、袖振りから結構見えて目立つので、いざ選ぼうとすると何色にするか ものすごく悩む…!!笑
そんな素敵なおしゃれ小物がたくさんある中、この日、私が選んだのはこちら。
POTTENBURN TOHKII(ポッテンバーントーキー)のヘアターバン。
こだわって選ばれた生地のフィット感がとっても心地よくて。
「お似合いですっ!!!」とスタッフの方にも、おだて…じゃなかった、褒められ笑
…私がこーゆーの買うって小学生以来じゃないか?笑
ベリーショートにしてから、ヘアアレンジはほとんどしていなかったので、良きイメチェンアイテムになるなと。
可愛いロマンティック寄りのイメージになるので、なかなか恥ずかしいであります。
いや、イメージが変わるから買ったのであります!笑
坂本呉服店さんは創業86年で今、3代目だそうです。
3代目の坂本直美さんのインタビュー記事を見つけました。https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/advance/magazine/2017/10/45/
急に呉服店を継ぐことになった運命、そして振袖や留袖のフォーマル中心のきもの店からカジュアルに振り切ったお話。
今日の偶然は、未来の必然…なのだなと思う。
創業86年の歴史を伝えるレジ上の時計。
カチ、カチ、カチと時を刻む音がお店のBGM。ときどき調節してあげないと遅れちゃうんだって笑
地元にこういう素敵なきもの屋さんがあるってとってもとっても嬉しいです❤︎
八王子ということもあり、お客様のほとんどが地元の方のようですが、高尾山の帰りとか機会があればぜひに^^ よかったらご案内します♪
和創塾
〜きもので魅せる もうひとりの自分〜
上杉 惠理子
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