【実施レポ】セミナー・コンサルティング・イベント

立川志の彦師匠真打昇進おめでとう落語会 無事に開催!


こんにちは。上杉惠理子です。

ちょうど昨日12月20日は、私が主催した落語イベント、

を無事に開催いたしました!

▼詳しいご案内はこちら♪

【受付開始】真打昇進おめでとう落語会!やります! こんにちは。上杉惠理子です。 これを書いているのは2025年11月7日。今年も2ヶ月を切りましたね…!そんな年末も見えてきた今日...

私、落語が大好きなんです^^

伝統芸能の一つですが、とってもカジュアルで敷居の低い、カジュアルな芸能です。

落語に出てくる登場人物は江戸の街に住む市井の人たち。すごい功績を残した人でもない。完全に良い人も、完全に悪い人もいない。人間ってほんっと、愛すべき存在だよね〜とワハハー!とみんなで笑えるところが大好き♪

聴きに行く人もふらりとカジュアルに行けます^^ 和装ならデニム着物でも小紋でも気にせずに^^ 夏は浴衣でいい。

私は落語を聴き初めて10年になりますが、2020年からは落語会の主催をするのが私のライフワークになっています。

お越しくださる皆さんにも、着物を着る機会にしてもらえるのも嬉しくて続けています♪

今回お招きした落語家さんは立川志の彦さん。

立川志の輔一門の5番弟子で、今年9月に真打に昇進されたお祝いの会にしました。

年末のイベントシーズンでお忙しい時期なのに、30名ちょっとの方がお越しくださいました^^ どうしても予定が合わない涙という方からは、ご祝儀チケットという形でお心を寄せていただきました。皆様、ほんっとーに!感謝感謝でございます!!

今回の演目はこちら!

落語会は基本、その日の演目はその場で決めることが多いです。私も今回は主催からのリクエストもせず、志の彦さんにお任せしました。

最初の枕では、ココでしか聴けない入門から真打昇進までのお話をあれこれたっぷりとしてくださいました。

前座時代からお部屋は、2007年の恵比寿で、家賃27000円!もちろんお風呂なしで、鍵は南京錠ですって!

志の輔師匠の厳しさも…ここには書けない!!落語家修行って…ほんっとすごいわ…!!!

一席目の落語は、志の彦さんの初で唯一のオリジナル新作「落語家なんだから」

クリスマス間近、娘のためにサンタの格好をしてよと女房に言われて、「いやだよ、オレは落語家なんだから。オレは破天荒な落語家になりたいんだよ」とぼやく落語家の夫婦のお話。

クリスマス直前のこの時期にぴったりのお話!なんなら高座の背景はリースだし^ ^

志の彦さんご自身のお話にも感じます。志の輔お師匠には不評で昨年一度やったきりだったそうですが、ワタシ的にすごく好き🎵 聴けてよかったです!

休憩のお仲入り後の二席目は、古典落語の代表作のひとつ「死神」

あの有名なおまじないが、まさかの…

♪ジングルベルジングルベル
 真打昇進おめでとう
 メリークリスマス ぱんぱん♪

そんなアレンジあるんだ!笑

「聖・母・上・杉」まで登場したし笑

最後、目の前に広がる ろうそくの海が私にも見えた気がしました。耳で聴いて心で見る、落語の醍醐味です。

落語会後のパーティでは、志の彦さんが各テーブルをまわられ、皆さんとゆっくりお話されていたのが主催としてとてもうれしかったです^ ^

演者さんとこうして直接話せるのも落語の醍醐味ですから。

着物もチェック!

落語会とパーティで4時間のイベントの間、志の彦さんは三着、お着替えされていました^^ 

前半は、鮮やかな黄色の無地の着物!目立ちますね笑

10分の休憩の間にお着替えしてくださって後半は、立川流の紋が五つ入った青が美しいお着物。

前半は明るく楽しいお話だったので、着物も明るいものをと黄色を選ばれたそうです。そして後半は「死神」という古典落語だったので、キリッと青。ちゃんと演目や第一印象を意識して、着物を選ばれていてさすがでした^^ 

というか、わずか10分の休憩で着物から着物へ着替えちゃうって、男性の着付けは簡単だといってもさすがだわ〜

そして懇親パーティでは、気軽な浴衣姿へ。このお浴衣は、お師匠のお師匠である立川談志の名前が入った特別な浴衣でした!^^

▲写真左は、今回のチラシデザインをしてくれた著者仲間 立川健悟さんです^^

落語家さんの着物も、おもしろいんですよね。帯や長襦袢の柄にこだわっていることも多いので、落語家さんの着物を楽しみに、落語に行くのもおすすめ♪

きものde落語をご一緒に♪

ご参加の皆様も、クリスマスの赤と緑を使ったコーデだったり、帯留やピアスがツリーやリースだったり^^皆さん、素敵なコーディネートでお越しくださいました!

着物好きな奥様のサポートで、「今日、着物デビューなのです」という男性の方もいらっしゃいました^^ 嬉しいですねぇ〜〜!

主催で、司会進行をしたワタシ上杉はというと…

冬晴れの空のような青地に、白木蓮が伸びる着物。帯は裏地のない博多織の袋帯です。真打昇進をお祝いする会だったので、帯は袋帯にして二重太鼓に締めました。

二重太鼓には「良きことが重なりますように」という意味がありますし、空に大きく花開く姿が美しい白木蓮にも、志の彦さんと立川一門の益々のご発展を願う気持ちを込めました。

…というのは実は後付けで笑 

白木蓮は私の人生のテーマのお花で、この着物は特にお気に入りの一枚でして。今シーズン初でこの着物が着たかった!^^

そして、この白木蓮の着物は、リサイクルで8000円で買ったお値打ちのお品でした♪ 買ったときの選び方や届いてからのケアについて書いた記事はこちら
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ネットの格安着物の選び方&着る前にやること/シンエイで買った訪問着の話 こんにちは。上杉惠理子です。 今、リサイクルのきものを安く購入できるお店がたくさんあります。特にネット上で購入できるお店やフリマ...


来年は落語会も落語以外にも、着物で皆さんと楽しめるイベントを企画したいと思っていますので、ぜひまたご一緒くださいね!

和創塾〜きもので魅せる もうひとりの自分〜主宰
上杉惠理子